手術後のアフターケア


手術後の注意点

  • 手術後24時間は、うがいは出来るだけしない方がよいでしょう。
  • 麻酔がきいている間は、誤って舌・頬・唇を咬んでしまいますので、食事は摂らないで下さい。
  • 手術後、当日は歯磨きは避けて、翌日から腫れや痛みを避けて磨いて下さい。
  • 2~3日はスープやおかゆなど柔らかいものを食べて下さい。
  • 手術後のその日は、シャワー程度にしましょう。
  • 2週間程度は、飲酒や喫煙などは控えて体調を整えることを、お勧めします。

治療後の定期検診

しっかりとアフターケアを行うことが大切

インプラントの治療終了後は、4ヶ月から1年に1回の定期検診を必ず受けて下さい。各部ネジの締まり具合の点検や噛み合わせの調整を行います。

また、ご自宅でも自分の歯と同じように正しい歯磨きを通してのプラークコントロールを行って下さい。インプラントを長く快適に使っていただくためにも、しっかりとアフターケアを行うことが大切です。

インプラント周囲炎の予防

メンテナンスが十分でないと、「インプラント周囲炎」という歯槽膿漏に似た病気にかかることがあります。人工物であるインプラントには神経が通っていませんので、初期の段階での自覚症状がない場合があります。よって、かなり状態が進行しなければ気付かないかもしれません。

予防法として、定期健診をきちんと受け、歯磨きを怠らないでください。

インプラント周囲炎の症状とは?

インプラント周囲炎は、歯周病と同じような状態になるのが特徴です。
初期段階では、ほとんどが自覚症状がなく、

  • インプラント周囲の歯茎が腫れる。
  • 出血する
  • 膿がでる

などからはじまります。 進行してくると、インプラント周囲の骨吸収が進むとインプラントが揺れ始めます。状態によっては痛みもでてきます。

インプラントの寿命

インプラントにも寿命があります。経験上、約15年前後が平均です。手入れの具合によりその寿命は決定します。自分自身のメンテナンスはもちろんのこと、定期的に検診を受けてください。